私はいま就活中。こんな時期に、ブログを始めた。

 私はいま就活中で、明らかにブログを始める時期としては不適切であることを知っている。しかし、どうしても今ブログを始めたくなったのだから仕方がない。ただでさえストレスが溜まりがちな就活期なのだから、ストレス解消には微少ながら役立つであろうとの考えで、だからブログをいま始めることを正当化しようと私は考えることにした。ブログの本来のあり方として、「ストレス解消ツール」としての使用は間違っているのかもしれぬ。内部に溜まった愚痴やら不満やらを吐き出す場所として、ブログ以外にも多くの場所がある。日記帳であったり、ワード文書であったり、あるいはTwitterFacebookといったSNSであったり。そんななかで、「なぜブログなのか」という問題は確かにある。ただ私はこの問題には答えるつもりはない。というよりも、まともな答えを用意していない。要するに答えられないわけだ。まあ、そんなくだらない話はいい。

 

 さて、私はいま就活中である。先ほども言ったとおりだ。就活中といっても、3月から始まった就活はもう終盤であって、真っ只中かと言われればそうではない。6月1日時点での内定保持率の調査では、大半の学生が1つ以上の内定を手にしているとされ、もう満足だと就活を終了した学生も少なくない。私の大学の幾人かの知人も、就活を終えて、溜まりになまったストレスを「とにかく遊び呆ける」という手段で発散し始めている。就活を続けている私のような学生にとっては目障りでしかないが、いつか自分も…と歯を食いしばって頑張っているのである。

 

 私はしかし、いつでも就活を終えることができる立場にある。つまり内定を持っているわけだ。それも3つ。某新聞社と某大手食品メーカーと某協同組合だ。某協同組合は興味はないが、前の2つは志望度が高い会社であり、正直なところ、この2つどちらかで将来を決めてしまったも心残りはない。記者をやりたいと思っている私には、その某新聞社は魅力的だし、加えてかなりの好待遇だ。ただ、募集段階から記者を志望できるわけではないので、新聞社に入っても記者になれるとは限らない。またもう一つの大手食品メーカーは、誰もがなじみのある魅力的な食品を製造している会社で、私もこの会社の商品のファンである。就活生の就職先としても人気を博しており、2016年度の就職競争倍率ランキングで、トップ50社にランクインしたほどだ。世間体も良く、恐らく安定性もあるに違いない。

 

 でもでも、私は就活を終えない。なぜなら、志望度の高い就職先がまだ選考中であるからだ(現在最終選考のご案内をいただいている)。その会社は出版社で、なかなか魅力的なのである。内定までもう少しだからこそ、やめるわけがない。でしょ?

 

 どうもすみません。全くプロットを考えずにだらだらと文章を書きつらねた挙句、ただの私の内定自慢になってしまった。パソコンのキーボードを叩いている間すこぶる気分がよく、図らずとも当初の目的、「ストレスを発散すること」は達成できてしまったようである。私は今、とてもすがすがしい気分だ(笑)。

 

 初投稿だし、誰もこのブログを読んでいないことは知っている。だからこそ、気持ちよく文章が書けるのである。ブログとしての使い方は間違っているのかもしれない。ただ、こんなブログでもいいのではないだろうか。少なくとも読者に対して気分を悪くさせたり、迷惑を掛けたりすることが無いのであれば。

 

 これからも、どうぞ当ブログを宜しくお願いいたします。著者Yより。